天風会の宣言に沿った活動。
一人でも多くの埼玉の方々に天風教義を広め、一人一人がより積極的で生きがいのある人生を歩めるよう、互いに研磨していくこと。
またそれが、より良い社会の建設につながっていくように務めること。
さいたまの集い
顧 問 服部 嘉夫
世話人代表 北原 己樹
天風教義は、
「いかにしたら生きがいのある人生を創造していけるか」
を説いた世界唯一の実践哲学であります。
国民の4人に1人がうつ病であり、自殺者も多い日本・・・。
これは生きがいを見失っている人がいかに多いかを証明していると思います。
私達天風会員は、出来るだけ多くの人に天風教義の素晴らしさを知っていただきたいとこの度、埼玉県の中心である浦和に「天風会 東京賛助会 さいたまの集い」を立ち上げました。さいたまの集いでは、天風教義を学んでいただくことと併せて、一生付き合える信頼関係で結ばれた仲間作りも目指した集いにしてきたいと思っております。
どうか難しく構えることなく、気軽にふらっと立ち寄って頂きたいと願っています。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
さいたまの集い 世話人代表
北原 己樹
公益財団法人天風会は、昭和37年3月、現厚生労働省より設立許可された公益法人です。
大正8年、中村天風は自ら体験を重ねて人間の心と身体の相関関係を科学的に考察し、人間に本来備わっている「いのちの力」を充実させ、心と身体の真の健康を確立する方法として「心身統一法」を創案しました。
中村天風「心身統一法」は、人生の事あるときにおよんでの創造的変化対応力を養い、心身共に幸せで積極的な活き方のシナリオを提案するものです。
心身統一法は、波乱万丈な人生を送った末病を得た青年中村三郎が、インドの山中でヨガの聖者カリアッパ師に師事し、厳しい自然環境の中で修行を重ねて得た悟りを基底にして、人間の活きるべき生活科学として実践体系化したものです。その根本は、まず「われは今、宇宙(自然界)の中にいる」という生命的存在としての覚醒と、「われは又、宇宙(自然界)の叡智とともにあり」という人間としての自覚を、われわれの心に深く「柔らかな哲学」としてインプットすることから始まります。中村天風は、本来自然物である人間は、自然環境・エコロジーに内在する「真・善・美」の調和を追求し、調和へのそのプロセスを活き方の指針とすることにより、人間本来の命の力、エネルギー、潜在能力を煥発することができると、ヒマラヤ山中の自然の中での長い肉体的訓練と哲学的思惟の結果感得したのです。その自らの心と身体を実験台にして実践をした結果は、絶望的な病から解放され、人間本来の健康と幸福を甦らせることが出来たということでした。『心身統一法』は、人間の思考を大自然の営みに同調させることで心の安定と安心を得、あらゆる環境変化に対する「創造的な変化対応力」を身に付けて心身ともに幸福で健康になることのできる実践的方法なのです。